マンションを取得して経営を行っていく目的の一つがキャピタルゲインです。物件を取得して、それをずっと保持し続けるのも良い方法ですが、高値で売却することで大きな利益を狙うことも出来ます。このようにして、売却によって得られる利益のことをキャピタルゲインと呼びます。現在のところは、多くの人が賃料収入を狙ってマンションを経営していますが、その理由は不動産価格の上昇が見込めない時期がかなり長かったからです。
買った価格よりも高い価格で売却するのは難しいと考える人が多く、そのために賃料収入を目当てに保有するのが一般的になりつつあると言っても良いでしょう。たしかにそれも一つの方法ですが、賃料収入は安定している反面で、あまり大きな利益を狙いにくいと言えるでしょう。一攫千金を狙おうと思っているのなら、キャピタルゲインを狙うべきでしょう。売却益に対しては、短期では税金が大きくなりますから、ある程度の保有することは必要です。
税金が代わるのは買ってから5年が経過した時期と10年が経過した時期ですから、この辺りで売却することで利益を得やすいということは、マンションを取得する際に考慮しておいたほうが良いです。例えば、全期間固定金利でローンを組むと、途中で売却する際のペナルティが大きくなります。固定期間を設定する場合でも、5年未満に設定しておくのは基本的な方法だといえるでしょう。また、市場の動向を見るために、常に情報を仕入れておくことは必要です。
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