タンク内の瓶などはトイレのつまりや漏れの原因に

トイレの使い方の中で便器に流れる水量を気にして、タンク内に瓶やペットボトルを沈めておく人は多いのではないでしょうか。便器に流れる水量があまりにも多く感じ、水を入れたペットボトルやビール分を沈めておくと、タンク内の容積が増えるため少量の水でトイレを使うことができるメリットがあります。仮に、2~3本のビール瓶を入れておけばかなりの節約効果はあるかと思われますが、一回に流す水の量は設計時に計算されているもので、その量を減らすとつまりや漏れの原因に繋がることもあるため注意しなければなりません。つまりや漏れには必ず原因がありますが、この原因がタンク内に入れてあるビール瓶になることもあります。

例えば、水量が少ないと汚物を排水溝まで導くことができる水圧を作り出せなくなる、これが原因で便器内部でつまりを発生させることもありますし、ビール瓶が動くなどでタンク内部の部品に影響を与えて漏れが生じることもあるなど、見えない部分が原因になっていることもあるわけです。タンクに付いているレバーは、チェーンを使って底にある蓋を開ける仕組みになっていますし、水量が減ると給水させる仕組みは浮き球と呼ぶ部品が水位を監視していて、水位が下がると弁を開けて給水させる、正常の水位に戻ると栓を閉じるなどの仕組みを持ちます。トイレタンクの中にビール瓶を沈めていると、これらのメカニズムの妨げになることもあり、水漏れやつまりが起きるなどからも取り除くことをおすすめします。

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